フードデリバリープラットフォームが注文処理やシステム運営の対価として注文者に課す手数料。配達手数料とは別枠で発生し、注文金額の一定割合 (通常 10% 前後) として計算されることが多い。
サービス料の仕組みと配達手数料との違い
サービス料は、プラットフォームの運営コスト (アプリ開発・保守、カスタマーサポート、決済処理、保険など) を賄うために注文者から徴収される手数料だ。配達手数料が「届ける」コストであるのに対し、サービス料は「注文を処理する」コストに相当する。
Uber Eats では注文金額の 10% がサービス料として加算される。出前館では「サービス料」という名目ではなく、商品価格や配達手数料に含まれる形で徴収されるケースもある。プラットフォームによって名称や計算方法が異なるため、注文確定画面で料金の内訳を必ず確認する習慣をつけたい。
サービス料を含めた総コストの考え方
フードデリバリーの実質コストを正確に把握するには、「商品代金 + 配達手数料 + サービス料 - クーポン割引」の総額で判断する必要がある。商品代金が店頭価格より高い場合、その差額も実質的なコストに含まれる。
たとえば店頭価格 1,000 円の商品がアプリ上で 1,200 円、配達手数料 150 円、サービス料 120 円の場合、実質コストは 1,470 円となり、店頭価格の約 1.5 倍だ。この「デリバリープレミアム」を許容できるかどうかは、移動時間や交通費、天候、体調など個人の状況によって判断が分かれる。コスト意識を持ちつつ、利便性とのバランスで使い分けるのが賢明だ。