EC サイトで気になる商品を一時的に保存しておく機能。「お気に入り」「ほしい物リスト」とも呼ばれ、購入を検討中の商品を整理・比較したり、値下げ通知を受け取ったりするために活用される。
ウィッシュリストの機能と活用シーン
ウィッシュリストは EC サイトにおける「購入検討リスト」として機能する。Amazon の「ほしい物リスト」、楽天市場の「お気に入り」、ZOZOTOWN の「お気に入りアイテム」など、主要な EC サイトにはほぼ標準で搭載されている。基本的な機能は商品の保存と一覧表示だが、価格変動の通知、在庫復活の通知、リストの共有 (ギフト用途) など、サービスによって付加機能が異なる。
活用シーンは大きく 3 つある。1 つ目は「比較検討」で、同カテゴリの複数商品をリストに追加し、スペックや価格を比較して最終的な購入判断を行う。2 つ目は「タイミング待ち」で、セールや値下げを待って購入するために商品を保存しておく。3 つ目は「ギフトリスト」で、誕生日やクリスマスに欲しいものをリスト化して家族や友人に共有する使い方だ。Amazon のほしい物リストは公開設定が可能で、ギフト用途に広く利用されている。
ウィッシュリストを節約に活かす実務的なテクニック
ウィッシュリストは衝動買いを防ぐツールとしても有効だ。気になる商品を見つけたら即購入せず、まずウィッシュリストに追加して 1 週間寝かせる「クーリングオフ期間」を設けることで、本当に必要な商品だけを購入する習慣がつく。実際に 1 週間後にリストを見返すと、半数以上の商品は「やっぱり要らない」と判断できるケースが多い。
価格追跡の観点では、ウィッシュリストに追加した商品の値下げ通知を活用するのが効果的だ。Amazon では「ほしい物リスト」に追加した商品が値下げされるとメール通知が届く。さらに、Keepa や camelcamelcamel などの価格追跡ツールと併用すれば、過去の価格推移を確認した上で「今が買い時かどうか」を判断できる。セール時期 (Amazon プライムデー、ブラックフライデー) の前にウィッシュリストを整理しておけば、セール開始と同時に最安値で購入できる。