電動キックボード、電動自転車、シェアサイクルなど、短距離移動に特化した小型の交通手段の総称。ラストマイル (最寄り駅から目的地まで) の移動課題を解決する手段として、都市部を中心に急速に普及している。
マイクロモビリティの種類と日本での法規制
マイクロモビリティの主な種類は、電動キックボード (Loop、Luup)、シェアサイクル (ドコモ・バイクシェア、HELLO CYCLING)、電動アシスト自転車の 3 つだ。2023 年 7 月の改正道路交通法施行により、電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」として新たに分類され、16 歳以上であれば免許不要で利用可能になった。
法規制上の主なルールは、最高速度 20km/h 以下、車道または自転車レーンの走行が原則、ヘルメットは努力義務 (着用推奨) だ。歩道走行は最高速度 6km/h 以下のモードに切り替えた場合に限り認められる。飲酒運転は厳禁で、違反した場合は自動車と同様の罰則が適用される。
マイクロモビリティの実用性とコスト比較
マイクロモビリティの最大の利点は、駅から目的地までの「ラストマイル」を効率的に移動できる点だ。徒歩 15 分の距離を電動キックボードなら 5 分で移動でき、タクシーを呼ぶほどではない短距離の移動ニーズにぴったりはまる。
コスト面では、Loop の電動キックボードが初乗り 50 円 + 1 分 15 円、ドコモ・バイクシェアが 30 分 165 円が目安だ。10 分程度の短距離移動であれば 200〜300 円で済み、タクシー (初乗り 500〜600 円) の半額以下だ。通勤や日常の移動で頻繁に利用するなら、月額プラン (Loop の月額パスなど) に加入すると 1 回あたりのコストをさらに抑えられる。招待コードを使えば初回利用が無料になるサービスもあるため、まずは試してみるのがおすすめだ。